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気まぐれ日記 Blog De New

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2018年 09月 12日

月命日


今日は、めっきり秋めいて涼しい、なんとなく物寂しい日でした。
昨日は17年前アメリカで大惨事がおこった9・11の日でした。 もう17年もたつのですね、あの衝撃から。

そして五郎の月命日。 ひと月が過ぎてしまいました。 早いような色々あったような。  夏疲れしちゃったかな。
月命日_e0014154_20292916.jpg

五郎が逝って、お骨になっちゃった日。 
そのあたりの事を記録しておこうかなと思います。

8/11(土) 五郎が旅立った日は、猛暑の最中でした。 
義父が亡くなった時、葬儀社の方が行ったように 早い内にドライアイスで五郎の身体を守らなくては。

近所の小さな葬儀社の立看板に
「可愛い家族の一員 ペットに万一の時は ホールにペット用・棺・骨壷・仏具等ございます。お気軽にご覧下さい」
とあるのを知っていました。
早速、ゴロちちはそこへ出向き、棺とドライアイスを購入してきました。

まだ温かい五郎に、冷たいドライアイスを当てるのはとても嫌な事でした。
葬儀社で、早い内に棺に入れて冷やした方がいいですよ、と言われたそうです。
でも、その日一日、次の朝までは今までのまま、お布団に寝かせたままで と私は頼みました。

この近所の小さな葬儀社は、「お気軽に‥‥」 と立看板があるのに ペットの葬儀は行わない所でした。
なのでゴロちちは、ネットでペットの葬儀を捜し始めました。

今の世の中、沢山あるんですね。 もちろん横須賀市の市営でもあります。
ご近所の先輩犬の話や、ネットの噂など、さんざん考えて、でもちょっと混乱しつつ急いで捜していたら、
意外にも、もうひとつ別の近所の葬儀社で、ペットの葬儀も行うのを見つけました。

そこは、市内では中くらいの規模の葬儀社で、通勤でよく前を通っていました。
でも、ペットの葬儀については何も広告していません。
なのでまさか、ココで五郎を見送れるなんて思ってもいませんでした。

ネットでだけ広告しているのです。 ゴロちち、よく見つけてくれたもんだ。と思いました。

火葬は8/12(日) 午後一時に決まりました。
場所は葬儀社の駐車場で。
ペットの火葬は、火葬車でするのです。

おばあちゃんは、行きたくないと言って留守番している事にしました。
次男はちょうどお盆休みに入っていて、火葬に間に合うように帰ってきました。
長男は、ちょうど一週間前の土曜日に帰って来ていて元気な五郎に会っていました。
なので、葬儀には行けないと連絡が来ました。
  なんで? ガツガツご飯食べてたじゃん。 と驚いてた。


なので3人で五郎を見送りました。
棺に五郎を収める時、ギュッと抱きしめた五郎は、氷のように冷たくなってたっけ。
月命日_e0014154_21384879.jpg

葬儀社に向かう時は、十数年間歩き続けた思い出の散歩道を辿りながら。

葬儀社の方は、とても丁寧に対応して下さいました。
お焼香をして、説明を受けて で、ここでハプニング。

なんと、お棺の箱は火葬できないと言われたのです。 お骨が黒くなってしまうと。
ええっ‥  ?

せっかく買ったのに。 そして綺麗に可愛く色んなものを収めたのに。

全部出して、五郎もまた出して‥

でも、思いがけなくまた五郎をギュッと抱くことが出来ました。 最後の最後です、ずっと抱いていたかった。

棺以外は全て五郎と火葬できました。 ライオン君もお供してくれたの。淋しくないようにね。

一時間ちょっと、控室で3人で待っていたでしょうか、変わり果てた五郎が入ってきました。
係の人が骨の説明をしてくれます。
3人で一つ一つ拾いました。

6.7kgになったとはいえ五郎はガタイの大きな犬でした。 
大きめの骨壷にいっぱい。 こんもりと収まりました。

分骨したいと申し出たら、綺麗にアゴの骨があり、犬歯が2本外れていたので、もらいました。

ネットで捜したら、分骨用にこんなのがあったので購入。 この中に脱脂綿にくるんだ五郎の犬歯が入っています。
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いずれ、五郎は埋葬する予定です。
でもこのコは、そばにいます。

はじめてのペットの火葬。
先代ダボちゃんは、土葬でした。 裏の山に眠っています。
五郎はどこに埋葬するのか? ダボちゃんのそば? おじいちゃんの居るお墓は? ダメなのかな。。。。







by tatimaru-goro | 2018-09-12 22:10 | ワンコ | Comments(2)
Commented by るか at 2018-09-19 22:42 x
読んでいて、またぽろっと涙が出ました
お会いしたわけでもありませんが、私にとってゴロちゃんは、なんていうか、ご近所のいつも出会うわんこさんなんです
私も三頭の犬と一羽のにわとり、一羽のオカメインコを見送って
火葬したのはハスキーとオカメインコだけです
ハスキーも8月の終わりに亡くなって、その頃は情報もあまりなく電話帳で氷屋さん探して、でも、℃のくらいあればいいのかわからず、、、今ではそれも思い出です オカメインコも小さな箱にハンカチ敷いて連れていったのですが、あんなに小さくても箱からは出して、と言われました だけど、その時に火葬は生きてる人間のためでもあるんだな、お骨になってしまったその子たちを見ることが、ある意味、諦めと言うな鳴っとくというか現実を見ざるを得ないというな、そんな風に思いました ひとつの区切りとしてあるものなんですね
Commented by tatimaru-goro at 2018-09-23 16:39
るかさん、こんにちは。
五郎を長いこと見守って下さってホントに有難うございます。
るかさんは、沢山お別れがあって、気持ちが豊かな人になったんですね。
インコさんも火葬なさったんですか。
おんなじね。
そうですね。火葬ってインパクトあるから。
旅立った事への区切りとして気持ちが整理されますね。


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