再び奈良県へ行ってまいりました。
思いがけなく今年二度目の奈良で、思いもよらない いにしえトリップ。
桜を見に奈良に行かない?とゴロちちに誘われて、
チャンスを逃すな!行ける時に行かなくっちゃ!!という事です。
一日目「山の辺の道」。日本最古の道といわれる道です。
大神神社(おおみわじんじゃ)~玄賓庵(げんぴんあん)~桧原神社~景行天皇陵~崇神天皇陵~長岳寺
5km 約3時間の道のりでした。
額田王の歌碑です。
「三輪山を しかもかくすか 雲だにも 心あらなも 隠さうべしや」
”懐かしい三輪山を見るのもコレが最後だというのに雲よ、どーして隠しちゃうの
雲よ、お前に思いやりがあるんっだったら、隠さないで”
遷都って事で、大和から近江に行かなきゃならないの。
もう帰って来れないと思うのに切ないですわ。
っていう歌らしいです。
柿本人麻呂の歌碑です。 書は、武者小路実篤。
「ぬばたまの 夜さり来れば 巻向の 川音高しも あらしかも疾(と)き」
”夜になって、巻向川(まきむくがわ)の音が大きくなってきたぞ。嵐がもうすぐ、来るぞ~”
っていう歌だそうです。
真っ暗な闇夜を想像させる ぬばたま(夜の枕詞) 嵐が疾るような巻向川の轟音。
怖いですね
万葉集の代表的な歌人お二人ですが、とても個性が現れていますね。
↑の素敵なマダム。 ガイドさんです。
とっても上品な、たおやかな関西弁で、短歌を詠みあげて下さいました。
道すがらの、花々。。。
途中の見晴らしのよい高台から見下ろした里の集落。
その集落へ降りて着ました。
こんもりとした丸山は、卑弥呼がおそらく眠っている「箸墓古墳」(はしはかこふん)。前方後円墳も、横からじゃ分からないのね。 向こうは大和三山(?)
山の辺の道の中で、ほんの少しのコースを歩いたのですが、変化に富んで、桜満開で、古墳・神社・お寺・神聖な山 等々
歩きやすいし、お奨めなハイキングコースでした。
二日目は、吉野山登り。 11km・約5時間 登って降りて。。。
また後日に。